河内晩柑の食べ方・剥き方

河内晩柑・美生柑の食べ方

河内晩柑(読み方:かわちばんかん・別名:美生柑)は皮が厚い柑橘です。皮の内側には白いふかふかした部分が多く意外と皮が剥きやすいのです。果汁が豊富なので房をわけるときに果汁が漏れることもあるので皮を剥いたら丁寧に房を分けて、みかんのように種を取って食べます

薄皮ごと食べると「ほろ苦さ」が加わり、果汁の甘さも強く感じますし、皮には食物繊維「ペクチン」が豊富で、腸活=美肌になるので、皮ごと食べられる「スマイルカット」がおすすめ。
薄皮に含まれる苦味成分「ナリンギン」は、抗アレルギーとして花粉症を緩和、血中の脂肪酸分解、免疫力アップなどに効果があるとあります。また、ポリフェノールのビタミンP「ヘスペリジン」も含まれています。

河内晩柑・美生柑の食べ方2


河内晩柑(美生柑)の皮と実の間にある白い部分。この部分はアルベドと呼びます。ふわっとした舌触りに、ほのかな苦味と甘み。調べてわかりましたが、この部分は食べた方が得します。この部分にビタミンPというポリフェノールの一種が含まれていて、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用(花粉症対策)、発ガン抑制作用があるそうです。


河内晩柑は、オレンジピールやマーマレイドにしてもいいですし(効果を期待するならあく抜き、砂糖の使用量はほどほどに)、皮をすり下ろしたものと果汁を組み合わせて飲みやすくした河内晩柑ジュースもいいかもしれません。まずは皮を剥く前にたわしでゴシゴシと洗ってから。河内晩柑など柑橘の皮の食べ方はこちらへ


とはいっても、苦味が苦手、おいしく食べたいという方(場合)なら、以下の写真のように背の部分から包丁を入れてから種を取る方法が「河内晩柑のおいしい食べ方」としておすすめ。食べやすいうえに、薄皮に口が触れないので苦味を感じずに、純粋に河内晩柑な爽やかな酸味と甘味が楽しめます。これは八朔や甘夏の食べ方も同じです。是非お試しください。

河内晩柑の皮の剥き方・食べ方

基本の言葉 河内晩柑の上のほうを「肩」とします。

肩の部分を切り落します。

お尻の部分を切り落します。

縦に切れ目を入れていきます。6分割ほど。

肩のほうから親指を入れるとふわっと剥けます。

中身を傷つけないように次々と。

皮が剥けたら肩の中心にゆっくりと親指を差し込んで。

力が入るところまで指が入ったらパカっ。房を丁寧に外します。

背の部分に包丁をあてて。

押し付けずに押して引く。

9割ほど切ったら開きます。

種を取ったら、果肉が外を剥くようにしてお皿に並べます。

食べ方は、果肉の部分をパクリとします。


こんな剥き方もネットで見かけました。河内晩柑の種入れ

赤道のラインに包丁を入れて

指を差し込んでぐるりと。

きれいに剥がれました。これで「種入れ」が完成。



簡単な食べ方はこのスマイルカット。薄皮のほろ苦さも加わります。

河内晩柑など柑橘の「皮の食べ方」はこちらへ



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