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本場山形のさくらんぼ「佐藤錦」を産地直送

子どもにも安心して食べさせられるさくらんぼ


 私たちは、子供にも安心して食べさせられる果物「さくらんぼ」を目指して栽培に取り組んでいます。安心とは、農薬を使用していないこと(残留がないこと)ですが、さくらんぼの無農薬栽培はとても難しいのです。そこで、人とミツバチ、環境への影響が心配されるネオニコチノイド系の農薬を使わないことからはじめています(ネオニコチノイド不使用・ネオニコフリー)。

さくらんぼは、病虫害にとても弱い。だから強く育てる。

 さくらんぼの樹に卵を産み付け、その幼虫は幹に入りこみ、幹を食い荒らしてしまい、樹自体を枯れ死させてしまうカミキリムシがいたり、樹皮に入り込むコスカシバ、若い枝に張り付き養分を奪うカイガラムシ、若い葉っぱを食い荒らす毛虫、若い実を吸汁するカメムシなどの外虫、収穫前の熟したさくらんぼに卵を産みつけ、お届けしたさくらんぼからコバエが出てきてしまうこともあります。

 葉は、病気にとても弱く、病気が広まるとと葉が一気に落ちてしまったり、枝に樹脂細菌病などの病原菌が入り込み、枝を枯れ死させてしまったり、収穫前に雨が多かったり、湿度が高いと、実には、カビ(灰干し、灰色かび、黒かび、炭疽病)に感染し、お届けした後にカビが生えて食べられない状態にもなります。


樹を失う無農薬ではなく農薬を減らすことから

 これまで減農薬の現場や、主を失ったさくらんぼの樹でその病害虫の猛威を見てきました(夏には葉すら落ちてしまう)。当会直営農場でさくらんぼの無農薬栽培に何度もチャレンジしていますが、実をつけるどころか、葉がやられることで光合成ができず樹が大きくならず、枯れ死してしまうことがほとんどです。

 経営が成り立つ規模でさくらんぼの無農薬栽培は数十年かけて大切に育てたさくらんぼを失うリスクが高すぎます。そこで、少しでも農薬を減らすところから取り組んでいます。まずは、果樹を健康に育てること。それは、風通しのよい園地設計や陽当たりと樹勢を考えた剪定、良質な肥料や下草の管理による土づくり、日ごろの観察と手入れによって不要な農薬の使用を控えています。(慣行レベルの2割以上。気象条件がよいときは5割以上)。この経験を重ねてステップアップを続けて、より安心によりおいしくを目指しています。

減農薬だけでなく「ネオニコチノイド系農薬」不使用

 農薬を極力減らしていることに加えて、使用しない農薬も選定しています。当会では、ミツバチなどの生態系へ悪影響を及ぼし、人への健康被害が懸念されているネオニコチノイド系の農薬があります。EUではそもそも承認されていなかったり、そののちに使用禁止となった農薬です。

 この農薬の発売当初は環境にやさしく、昆虫類にしか効かない新時代の農薬と話題となり、減農薬栽培に適しているとも考えられましたが、浸透性が高く、残効期間が長く(植物内に吸収・洗っても落ちない)、人間にも害を及ぼす可能性も示唆されるようになりました。

 代用の農薬を使用することになりますが、まずは、このネオニコチノイド系の農薬を使わずに果物の栽培に取り組んでいます。さくらんぼのほかに、桃、りんご(ふじりんご、王林、シナノゴールド、シナノスイート、紅玉など)、洋梨ラフランス、シルバーベル(奥山、阿部、高橋、土田)です。

病害虫に負けないさくらんぼ作りの結果

 病害虫に負けないさくらんぼ作りの結果として、おいしいさくらんぼができることも実感しています。さくらんぼは一年のうち数回食べるか食べないかの季節の楽しみ。みなさまの、安心して食べたい、おいしいさくらんぼを食べたい、にお応えするために、このさくらんぼをお届けします。

〜さくらんぼの安心な食べ方〜

食べる直前にボールに水を入れて、流水でよく洗うことが大切です(無農薬であっても同じこと)。最後の仕上げに塩水にさらすと、安心に加えて、よりおいしく感じます。

安心な食べものを選ぶと同時に気を付けたいこと

 6月下旬となれば、虫よけスプレーや蚊取りマット、昆虫の捕獲、殺虫剤、衣類の防虫剤などを使用するかと思いますが、これを使用すれば、食べ物に残留する農薬とは比べものにならない量の農薬を肺や皮膚で吸収してしまうことになります(日焼け止めクリームやかゆみどめにも注意)。

 虫よけスプレーなどは、「6か月未満の乳児には使用しないでください」「6か月〜2歳未満は1日1回、2歳〜12歳未満は1日1〜3回を目安に使用してください」などの注意事項があるほど。

 自分や家族の健康を守るために、食べ物と同じように注意をするとより安心です。
 虫よけ材の危険の記事家庭で使用されるネオニコチノイド系農薬ご参照ください。



山形の田舎に暮らす私たちが、自然環境を守りつつ、少しでも安心できる農作物を生産していきます。


減農薬のさくらんぼ佐藤錦

さくらんぼバラ詰め家庭用さくらんぼパック詰め贈答用さくらんぼ手詰めギフト

箱を開けると ぱっと笑顔に。食べたら にっこり笑顔。

みんなを幸せにしてくれる さくらんぼ を

どうぞ食べてけらっしゃい。


  
さくらんぼ大好き娘の成長記録


子供にも食べさせられる安心な減農薬さくらんぼ
(奥山・阿部)はこちらから

(ご予約6月上旬まで・お届け6月下旬)


生産・販売:全国有機農法連絡会

〒994-0071 山形県天童市矢野目2442