冬の野菜たちはなぜおいしい? 東北の1月、2月は、最低気温が氷点下となる厳しい寒さが続きます。この寒さでは野菜が凍ってしまします。しかし、雪室の中の温度は零度近く湿度は90%以上で安定。真っ暗のなかで によ野菜に劇的な変化がおこります。デンプンは糖に、たんぱく質をアミノ酸にかえ、これらの成分を細胞内に増やして不凍液のようにすることで凍らずに生き続けることができます。この野菜が甘い、旨いと感じるのも納得です。また、この寒さで、害虫や病原菌の活動もおとなしくなり、農薬の使用もほんのわずかで済んでいることもうれしいポイントです。 びっくりするほど甘く、箸を入れればすっと切れる。 この野菜たちを鍋でじっくり煮込むと・・・大根は、びっくりするほど甘く、箸を入れればすっと切れます。香り高く生命力に溢れる長ネギ、身がぎっしり詰まった白菜は、煮込めば煮込むほどにトロりとして実にうまいんです。口に入れた瞬間に広がる野菜の旨味、滋味深い味わいも冬野菜ならでは。 カラダが軽くてすっきり、の野菜鍋。 野菜がおいしいからできる鍋・・・魚肉類を入れずに、たっぷりの野菜と出汁には昆布と干し椎茸、塩だけで作る鍋が新鮮。シンプルながらも奥行きのある深い味わいは、舌の上で素材ひとつひとつの味わいを感じることができます。 香りつけに胡麻油をたらしても、さわやかな柑橘系の薬味を使っても美味。食事を終えるとなんだかカラダが癒されたような、、、。翌朝も目覚めよくカラダが軽くてすっきり、調子がいいんです。 鍋のほかに・・・ ●白菜はシチューするとトロトロで美味。白菜はみずみずしいので、さっぱりおいしいサラダもおすすめです。●大根の肩は甘くて生で、真ん中は煮込んで、先はおろし向きです。スライサーを使ってスライスして水を切り、その上にちりめんじゃこをたっぷりふりかければ簡単サラダに。乱切りにした大根をトマトソースで煮込んだ料理も新鮮。5cmくらにの厚さにカットして圧力鍋で煮れば簡単ふろふき大根に。こんがり焦げ目をつけたステーキも好評。おろしも最高です。●ごぼうは皮に栄養があります。たわしで洗い、皮のままスライス。エグミも少なく水に軽くさらすだけ。薄くスライスしたものをさっとゆがき、ゴマドレッシングをかけてサラダに。また鰹節を利かせた出汁で、大根と人参、長葱などとじっくり煮ればヘルシー野菜スープのできあがり。スープに野菜の旨味がたっぷり、七味唐辛子がよく合います。●長ネギはフライパンでジューッと焼くだけでお酒の肴に。細かく刻んで薬味にすると、舌にのせただけで甘味を感じ、噛み締めたときの辛味がまた格別です。納豆や鍋、中華での薬味として。●生姜は薄くスライスして、紅茶に入れてもいいし、蜂蜜とすり下ろした生姜を入れてお湯を注げば、風邪に負けない簡単健康ドリンクが完成。 使いきりサイズでない野菜たちだからこそ、いろいろな料理ができて楽しいし、食べれば食べるほどに体の調子がよくなるのを感じます。 <インフルエンザ 食事での対策の情報> ●免疫力アップでインフルエンザ予防●誠 Biz.ID:医者要らずでできるインフルエンザ対策:予防接種なしで ●風邪対策!抵抗力アップレシピ - goo グルメ&料理