大雪の被害。(2001/01/22
あちこちに雪の被害が出始めています。

ぶどうの生産地である幸生地区でも、大雪のためぶどう棚の倒壊被害が出ています。

例年であれば降雪ごとに畑に駆けつけて雪を払って棚を守るのですが、一晩に数十も積もる今年は、畑にたどり着くことすら困難な状況です。代々受け継いできたぶどう棚。

雪解けの春一番の作業は、ぶどう棚の立てなおしから始まることになってしいます。

木が倒れ、鉄パイプがメチャメチャに
〜中郷地区 安孫子さん、後藤さん〜

大雪のため、安孫子さんのキウイ棚とぶどう棚が半壊、後藤さんのさくらんぼハウスの骨組みが全壊してしまいました。「去年も雪は多かったけども棚がつぶれるほどではなかった。今年はホントに多すぎる。この寒波が過ぎたら、雪の中から樹を掘り起こしてやらないと・・・」と、全面雪に覆われ、どこに棚があるのかさえもおぼつかなくなった畑を見やる安孫子さん。「さくらんぼのハウスはもうダメです。修理不可能。新しく立て直すしかありません・・・。」(後藤さん)二人とも中郷地区で、雪の多い地域です。23日に開かれる全有連生産者会議では、このような甚大な雪害への援助策も討論される予定です。何よりも、来年の作柄への影響が最も気がかりなところです
まだまだ続きそうな大雪 〜スタッフ 海藤、井上〜

天童のビニールハウスの除雪が一段落し、ようやく山形山の管理棟の雪下ろしに取りかかることができました。一日目は、途中からの吹雪のため半日で断念。二日目は丸一日かけて、ひとまず完了しました。軒下には雪の山。屋根の上の雪は落ちる場所を失って、胸のあたりまで積もりに積もっています。まずは軒下の雪を掘り、そこに屋根の雪を落とし、また軒下の雪を掘る、という作業の繰り返し。小一時間もすれば、背中から湯気が立ち上るほど汗ばんできます。
本格的な降雪は2月。あと数回の雪下ろしは覚悟しなくてはいけないようです。

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