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あ、おいしい。

あぁ、この魚、本当においしい。なんだろう、このおいしさは。

うーん、、、と唸りつつも口元はゆるみ、目じりが下がるばかり。

はじめて味わったこの魚に、じわじわと感動が沸き起こりました。

初めての方、いつもの方、どうぞお楽しみください。


雪国山形に春を告げる桜鱒

サクラマスを丸ごと一尾お届け

 3月下旬、山形のこの季節は、雪どけした畦や山の斜面からフキノトウが顔を出し、月山や鳥海山などの山々からは雪どけ水が川に流れ込みはじめる頃。厳しい冬を終え、春を目の前にして心踊る季節です。このときに川へ遡上してくるのが「桜鱒」(サクラマス)です。

 一昔前では、その名を知っているだけでも食通、食べていればかなりの食通と云われるこの魚。その魚体は、薄く桜色をにじませながらも銀鱗を輝かせています。深い橙色に極まった身もまた美しいのです。これが待ち望んだ春のご馳走として食卓を彩ります。

 はじめて食したときは驚きました。その切身は、ほんのりと甘い香りを放ち、これを塩焼きにして箸を入れてみると"ふんわり"と"しっとり"としているのです。
 その身は口のなかでほろけ、噛み締めると芳醇な脂が口中を包み込み、心地よい旨味が余韻を残します。これにしゃっきりと炊いたあつあつのご飯とあわせるだけで満足してしまうです。これはこの魚でなければ体験できず、例えようがなく「桜鱒」の味なのです。それ以来、この時期の一番の楽しみとして味わさせていただいている魚です。

 さて、トキシラズでもなく、春に遡上する生態を持つことで雪国の人たちを喜ばせてきた桜鱒。この味をどう感じていただけるのか、みなさまからの声をお待ちしております。

雪代鱒

 桜鱒は、山形県の県魚でもあり、桜色を帯びた魚体が数多く遡上する大きな川は、本州では最上川とほんの幾つかの川だけと云われています。
 鶴岡出身の日向文吾氏は著書「庄内のうまいもの」で、〜鳥海山や月山、これに連なる山々から流れくるミネラル豊富な「雪代水」が満々として下っている時期にとれる〜ことから「雪代山女」に対して「雪代鱒」と呼んでいます。「朱色の焼き上がりに生醤油をかける。脂ののった香味がとろけるようで、秋の鮭とは別天地の感が深い」とあります。

桜鱒の生態

 サクラマスは、川で生まれ1年ほどして海に下り、沿岸海域で生活した後、春に産卵のため再び川に戻る習性があります。また、海に降りずに一生を川で送るものもいます。これは「ヤマメ」になります。ほとんどの雄は海へ出ずに「ヤマメ」として川に残ります。一方、海に降りていったものは、5月中旬には津軽海峡、6月上旬には北海道南部、オホーツク海沿岸で夏を過し、能登半島沖や北海道の積丹半島周辺で越冬し、立派に成長し「サクラマス」となって生まれ故郷の川に戻って来るのです。鮭と異なるのは、遡上したあとにすぐに産卵するのではなく、秋まで川に残りそれから産卵する性質を持っています。

桜鱒の刺身はルイベで

 サクラマスに限らずサケ・マス・サバ・ニシンなどには、内臓に近い部分に寄生虫が高い確立でいます。この美しい身を見ると刺身で食べたくなってしまうのですが、やはり、アニキサス、サナダ虫は恐いです。対策として、60度以上数分で加熱、または-20度以下で24時間の冷凍が必要です。お刺身で食べたい人は冷凍後、半解凍して食べる「ルイベ」をおすすめします。

桜鱒の調理例

きれいな色をしいているサクラマス
食欲をそそるこの色も桜鱒ならでは。塩ふり焼き、ルイベ、ムニエル、、、是非ご堪能ください。

サクラマスの塩焼き
こうしてじっくりこんがり焼いたり。


桜益のムニエル
ソテーするとほんのりと甘い"香り"があり、食感は繊細でふんわり、しっとり。不思議です。

桜鱒のあら汁
一匹丸ごとをさばいてお届けしますので"アラ"も付いています。このアラ汁がまた上品でいいお味です。

あんかけうどん
あんかけうどんも堪りません。旬のニラと合わせても。

サクラマス(桜鱒)の通販のご案内


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お届け:3月下旬予定 
   漁獲次第ではお届けない場合もあります。
  お届け予定:サクラマス一尾(天然物)
   漁港近くの鮮魚店より水揚げ次第直送します
  宅配便:クロネコヤマト・クール冷蔵便
  ご注意:お届けエリアは、翌日到着エリアの東北〜関西までとなります。

サクラマスを丸ごと一尾お届け
一尾を、下処理のみ・三枚おろし(あら付き)・切身(あら付き)など

山形自慢の春の旬「サクラマス」をご家族みなさまでお楽しみください。

この商品は2017年に販売休止となりました。