農村をもっと元気に！農村らしく！
フォトニュース（3/5号）より
〜天童地区　五十嵐さん〜
　後継者難が続く農業。農村では専業から兼業農家へと変わる農家が増えています。そんな状況を身近に感じているのが天童地区の五十嵐芳恭さんです。新しい作物にどんどんトライして、全有連の若手生産者をリードする頼もしい専業農家です。
　五十嵐さんが農業を受け継いで20年。その間にも、周りの状況は一変したと、時代の移り変わりを実感しています。
「うちで穫れたホウレン草を、近所にたまにお裾分けすると、あげたこっちがびっくりするくらい喜ばれることが多い。今は商品作物だけをつくる農家が増えて、自家食用の野菜が、農村でもとても喜ばれるようになった」
　相手に喜んでもらえて嬉しい反面、農村が農村らしくなくなることへのとまどいもおぼえる五十嵐さんです。

　お父さんの働く姿を子どもたちが見ることができるのも農業のいいところ。たのもしい『後継者』が立派に育っています