低温の被害があちらこちらに。
フォトニュース(3/5号)より
〜田井地区 高橋さん〜

育苗期(2月初)に若葉が凍り、その影響が出ている高橋さんのキャベツ。

「もちろんハウスの中のトンネル栽培で、苗を冷気から守っていたんだけど、今年の2月は毎日氷点下だったから、葉が凍ってしまった」

幾重にも重なった葉先だけが茶色に変色し、このまま大きくなっても出荷は無理のようです。

「もう一つの品種の方は被害が少ないので、そちらに期待をつないでいるところです」

高橋さんが路地の長ネギの雪を除雪しました。すると、そこから新芽がすくすくと伸びていました。

「雪は多くても、やっぱり作物は春をまっているんだなぁ。」

腰のあたりまである雪を、スコップで掘り進みます。

「秋にとって保管する長ネギもいいけど、土から掘った長ネギがやっぱり一番うまい!」と高橋さん。
春を待つのは、畑の作物だけでないようです。