老化の元凶ともいえるAGEsをご存知ですか?

知っておきたいことその①

老化を進めるのは「酸化」と並んで「糖化」が原因

「糖化」とは「食後高血糖」により終末糖化産物「AGEs」が生成されること

「AGEs」はすべての老化を進行させる「恐怖の毒素」です。

上の図で糖化ストレスにあげられるのは、一番が「食後高血糖」です。その他の要因として、飲酒、脂質、喫煙、その促進要因として、酸化、紫外線があげられます。これらを避けることがたんぱく質のAGEs化を抑制することにつながります。

肌、血管、筋肉、内臓、骨、関節、脳、酵素に至るまでたんぱく質で合成されています。

つまり、このたんぱく質が糖化(AGEs化)し、劣化したり炎症が起きると、

動脈硬化・脳梗塞・糖尿病・がん・アルツハイマー病・更年期障害・骨粗鬆症・歯周病・脂肪肝・腎障害・白内障・白髪・シワ・シミ・老け顔など実に多岐にわたる生活習慣病や老年兆候を引き起こすのです。

たんぱく質の糖化「AGEs化」は、血糖値スパイクが最大要因

血糖値スパイクとはどんな状態か?

上のグラフは血糖値の数値を表わしています。一番上の折れ線は、糖尿病の例、一番下の緑は通常の方の例。そして、赤が血糖値スパイクをを起こすときの例です。急激に血糖値が上昇し、それが140mg/dlを超え、さらに下降も早い状態です。

血糖値スパイクは、食後の急な血糖値上昇によってインスリンが過剰に分泌されて起こる症状です。通常は血糖値が正常なため、健康診断では発見することはできません。


食後に急に眠たくなることはありませんか?

食後に眠たくなるのは、血糖値スパイクの症状の一つと云われています。

とくに、以下のように糖質中心の食事をすると急激に血糖値が上昇します。


これはダメ!食後高血糖を引き起こす食事とは

▼菓子パンと甘いコーヒー、▼パンにに甘いヨーグルト、▼おにぎりと野菜ジュースor インスタント味噌汁、▼サンドイッチに野菜ジュース、▼コーンフレークと牛乳、▼カップラーメンとおにぎり、▼ラーメンと炒飯、▼うどんやそうめん、そばの単独摂取(主菜、副菜が少ない)▼ご飯をたべずにお菓子のみ、▼ご飯やパンにスムージー、砂糖入りの乳酸菌飲料、スポーツドリンク、▼甘い飲み物とケーキ、▼そして早食い、大食いが挙げられます。

糖質中心の食事で満足できる量を食べることが原因のことが多いようです。忙しい日が続き、まさかのルーティンになっていると危険です。

老化の原因、糖尿病の原因となる食後高血糖は絶対に避けたい食習慣です。せめてベジファースト(野菜ジュースではありません)を取り入れて。


つぎは、血糖値スパイクを抑える食事や食材をご紹介します。

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